2018年4月12日木曜日

北茨城市の古墳について 3



海岸線から至近の砂丘上に築かれている古墳群があるのが、北茨城市の古墳の特徴のひとつであるが、塩田川流域にはもうひとつの特徴がある。矢指塚古墳群から700~800m西側の丘陵に、輪台古墳群と権現山古墳群とがある。そして、塩田川左岸には、住宅団地の中に、調査された糠塚古墳群がある。塩田川右岸の海岸線から至近の砂丘上にある古墳群と、そこからさほど遠くない丘陵上にある古墳群。低立地と高立地の意味。各々、築造時期など不明な点が多々あるが、築造立地の対比が何を物語るのか興味深いと思っている。

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